本校、卒業生で13期生の井上智咲子さん(八女市立黒木小学校出身)が環太平洋大学ダンス部に所属しています。

そのダンス部が昨年11月に行われたチアリーディング世界選手権大会に日本代表として出場し、チアダンス団体シニア部門(8~16名編成)にて優勝し見事金メダルを獲得しました。

今回は、長期休みを利用して地元に帰省したタイミングで輝翔館に立ち寄って頂きインタビューをしました。

【チアダンスとは】

チアダンスは、チアリーディングから派生した芸術性の高い表現スポーツです。世界的にはダンス/パフォーマンスチアとも呼ばれ、子供から大人まで幅広く年代に合った楽しみ方ができます。日本チアダンス協会が開催する競技大会においては、Cheer Dance 部門、 Pom 部門、Hip Hop 部門、Jazz 部門と多様な部門があり、ダンスの技術、表現力、チームとしての一体感、振付構成などが採点の対象になります。笑顔やエンタテインメント性に溢れた迫力ある演技によって、見るものを元気付け、また競技者自身も元気になれるスポーツです。

日本チアダンス協会 より

 

 

なぜ今通っている大学を選んだのですか?

「もともと新体操を4歳からやっていて、その経験を生かした大学の部活動に入ろうと考えていました。将来は体育の先生を目指しているので、教員免許を取得できる大学と創作ダンスが部活動としてできる学校を探していました。高校3年生の8月にオープンキャンパスに行って、ここならダンス部もあり教員免許も取得できるし雰囲気もよかったので環太平洋大学に決めました。」

チアダンスを始めたきっかけは?

「ダンス部に創作ダンスを活動する期間と、他のダンスをする期間があり、その一部としてチアダンスがあります。その中で初めてチアダンスを経験しました。」

 

チアダンスのメンバー選考はありますか?

「あります。部員30名程度から選抜された選手がチアダンスのチームとして大会に参加します。地区予選、ジャパンカップ、そして世界大会へとつながっていきます。」

世界一に輝きましたが、その中で苦労したことはありますか。

「実は、ジャパンカップ優勝後、足の裏をケガをしてしまって…世界大会の直前でした。それまで足首を負傷していてサポーターをしながら練習や大会に臨んでいましたが…おそらくそれを気にしながら演技をしていたから足の裏の負傷に繋がったのではと思います。大会直前だったので、本当にあせりました。何とか本番に間に合って当日に試合に出場することができましたが…本調子ではなかったと思います。」

 

体育の先生を目指しているとのことですが、将来教員になってやりたいことは何ですか?

「ダンス部の顧問になって教えることもしてみたいですが、一番やってみたいことは運動が苦手な生徒をどのようにして前向きに取り組ませることができるかを考えています。最近の子供たちに多いと聞いているので、そこにアプローチできるような教員を目指していきたいです。」

最後に後輩にメッセージをお願いします。

「周りの人たちに感謝の気持ちを忘れず、今やっていることを一生懸命頑張って欲しいです。」

 

最後に世界大会の優勝メダルを見せてもらいました。

今年の6月には教育実習生として戻ってくる予定です。世界大会の経験を活かした話が期待できるかと思います。

残り2年の大学生活での活躍を期待しつつ、将来先生としての活躍を大いに期待しています!