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課題の解決へ!総合的な探究の時間 最終報告会

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10月18日火曜日 総合的な探究の時間の最終報告会を行いました。

 

総合的な探究の時間とは?

教科や科目の枠を越えた横断的・総合的な学びの時間のことです。特定の教科の枠にとらわれず、生徒たち自身が主体的に課題を設定し、成果や研究結果を発表することを目的としています。

総合的な探究の時間では学んだことを人生や社会に生かそうとする「学びに向かう力、人間性等」の涵養(かんよう)、実際の社会や生活で生きて働く「知識及び技能」の習得、未知の状況にも対応できる「思考力、判断力、表現力等」の育成という3つの柱が挙げられています。

出典:文部科学省「高等学校学習指導要領(平成30年告示)
解説 総合的な探究の時間編」  https://www.mext.go.jp/content/1407196_21_1_1_2.pdf

 

報告会は来賓に福岡県教育センター主任指導主事、第一薬科大学の先生3名、PTA会長をお迎えし、22班のグループから予選を勝ち抜いた4班が発表し、審査は来賓と校長をはじめ9名の審査員で行いました。

 

こども食堂で飢餓をなくそう ~様々な役割を担うこども食堂~ 3

全員エプロン姿で登場!

実際にこども食堂に出向き、様子や実態の調査、一緒に活動を行った感想等を発表しました。

  

持続可能な社会作り ~地域主体の再生可能エネルギー~ 11

地球環境の懸念から再生可能エネルギーに着目!

八女市の実態を踏まえながらどのようにすれば再生可能エネルギーが普及するかを研究しました。

今までの災害への対策を見直して、南海トラフ巨大地震に向けた対策を考える  13班

近未来に起こるとされている南海トラフ巨大地震を調べ、今自分たちにできることの1つとして防災グッツをどのようにして準備をすれば良いかを考察しました。

つくる責任・つかう責任~環境に優しく美味しい食器でプラスチックを削減しよう~ 15班

企業が軒並み廃止をしているプラスティックストローに変わるものを調査!そのことに実際に取り組んでいる企業を訪問し、使用感や今後の見通しを考察し普及させるための方法を研究しました。

 

4つの代表班の発表後、6教室に別れ残りの18班がこれから取り組む4年生に向けて発表を行いました。

 

最優秀賞はこども食堂で飢餓をなくそう ~様々な役割を担うこども食堂~ 3が受賞しました!


優秀賞は11班、13班、15班が受賞しました!

 

どの発表も社会や環境の抱える課題に対して、様々なデータや現状を調査したうえで自らの解決策を発表する素晴らしいものでした!

 

先輩たちの発表を聞いた生徒の声です。

 

「いろんな角度から課題を分析し、実際に足を運んで調査されていることに驚きました。私たちにもできそうな解決策が提示され、研究が身近に感じられました。」4年  女子

 

「課題を調べる中で新たな課題が次々と見つかり、研究が深まっていくことが分かりました。高校生の視点からでも具体的に実現可能な解決策が見つかっていることに感銘を受けました。」4年 男子

 

このように、これから研究に取り組む4年生は刺激を受けたようです。

先輩たちの研究が自分の研究にも活されることを期待しています。