本校の取り組みとして毎年実施している職場体験は、多くの事業者様のご協力で生徒を受け入れていただいています。
今回、職場体験の事前教育として、専門学校 西鉄国際ビジネスカレッジの松原 栄治先生を講師にお迎えして、マナー講演を実施しました。
松原先生は最初に、
「一緒に働きたいと思うのはどんな人ですか?そしてその逆は?」
と生徒に問いかけられました。
続けて、仕事の多くは一人で行うよりも複数人、グループで行うことが多い。
その際に上手く仕事をまわしていく事に役立つのがマナーと教えてくださいました。
マナーについて考えた次のステップは『身だしなみ』です。
身だしなみのポイントは清潔感にあると教えていただきました。
単に衣服や髪型だけでなく、爪やカバンなどの持ち物にも気を配ることを教わりました。
身だしなみを整えたら、次は挨拶です。
「人間関係は挨拶から始まる」
T(時)P(場所)O(場合)に合わせ、家族や学校でする挨拶とは違うことを教わりました。
また、腰から上をしっかり伸ばし、およそ30度曲げるお辞儀を教わり実践し、綺麗にお辞儀が揃いました。
お辞儀だけでなく、座り方の所作についても教わり、その後の生徒たちの背筋の伸びた聞く姿勢は美しさを感じました。
「メモをとる」
講演の中盤では伝言ゲームが行われました。
ほとんどのグループが正しく伝言することができませんでした。
「伝える」と「伝わる」が違うことを感じ、
伝言を正確に伝えるためにメモをとることが重要であると教わりました。
この他にも敬語や報告連絡相談など多くのことを実践や、実際のお話を交えて教えていただきました。
最後に生徒の代表者より、
「これから職場体験や修学旅行など、社会の中で活動することが増えるので、今回の講演で教わったことを活かしていきます。」と謝辞をお伝えして講演は終了しました。
松原先生、ご講演ありがとうございました。
今回の講演で学んだことを活かし、職場体験で多くのことを吸収してほしいと思います。