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令和7年度 海外留学(ホームステイ) ニュージーランド(令和7年8月5日更新)

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 グローバル教育の一環として、本校は隔年で海外研修を実施しています。前回は令和5年度7月から8月にかけてオーストラリアのパースに希望する生徒が参加しました。今年度は7月22日(火)から8月3日(日)の期間でニュージーランドのオークランド近郊へ出発します!中学2年生から高校2年生の23名の生徒が今回海外留学への参加を希望しました。日々の英語の授業で学んだことを実践し、多文化理解を深めるための貴重な経験になると期待しています。

 7月18日金曜日の13時から本校で生徒・保護者最終説明会を実施しました。持参物の確認やニュージーランドにおける注意事項などを確認しました。説明会の終了後は、結団式を行いました。学校長から英語で挨拶があり、今回の海外研修に参加させてくれた保護者への感謝の気持ちを忘れずに、2週間の研修が実りあるものになるようにと述べられました。最後は5年生生徒代表挨拶を行い、保護者への感謝の気持ち、渡航への不安や期待を胸にニュージーランドに行ってきますと素晴らしい挨拶を行いました。

7月22日火曜日朝7時45分に大きな荷物を持って、参加生徒全員が福岡空港の国際線に集合しました。

本校からは総括教頭が、さらに多くの保護者のお見送りの中、期待と不安を胸にシンガポール航空により、福岡からシンガポールに出発しました。

記念に出発前の集合写真を撮りました。お見送りの保護者に、生徒のみんなは笑顔で別れを告げて、いざニュージーランドに出発します。多くのことを学び2週間後に全員無事に帰国します。

「ニュージーランドに行ってきます!」

福岡空港からシンガポールまで約5時間のフライトを楽しみました!世界でも有名なシンガポール航空を初めて利用し、CAさんの対応や充実した機内サービスを楽しみながら空の旅を楽しみました。

昼食は機内食を取りました。

シンガポール航空の機内食は充実していました。

シンガポール到着後は、次のオークランド行きのtransit timeの為に、空港内を散策しました。夏休みの期間でもあり、日本からシンガポールへの飛行機もシンガポールからオークランドへの機内も満席でした。

再度シンガポール空港に到着後に集合写真を撮影しました。

シンガポール空港は、改築されており、3つのターミナルがありました。空港内はとてもきれいでした。英語を中心としたさまざまな言語が至る所で聞こえてきます。ショップでは英語で店員とコミュニケーションを取りました。店員の話す英語がとても速く、上手に聞き取れない場面のありましたが、日本で学んだスピーキング力を武器にやり取りをおこないました。

シンガポール空港から、世界各国行きの飛行機がたくさんあり、多くの利用客や多様性がありました。

日本から他国に来たことを肌で感じることができました。

シンガポールは、日本よりも物価が高かったです。マクドナルドやセブンイレブンなど日本でみ見慣れたお店もありましたが、販売されている商品は日本と異なっていました。シンガポールでのみ売られている商品を購入したり、空港内を散策することで楽しみました。

7月22日22時50分発のAuckland行きの飛行機に搭乗し、人生発の飛行機内での機内泊を経験しました。

搭乗後は、Auckland現地時間に合わせて、夕食と朝食が出されました。

機内全体がよい匂いに包まれる中、2回の機内食を楽しみました。

シンガポールは、日本よりも標準時が1時間遅く、オークランドは、日本よりも標準時が3時間早く、シンガポールからオークランドに移動する間に4時間時間が早くなり、地理で学んだ時差を体感しました。9時間程度のフライト時間でしたが、時差の4時間を加えるために、オークランドに到着するときにはシンガポールよりも13時間程度時間が進んでいました。

日本とオークランドは時差が3時間であるため、さほど時差の影響を受けずに生活できそうです!しかし、冬のオークランドは日中の寒暖差が大きく、昼間は10℃前後、朝と夜は2~3℃程度の気温でした。日本と比べると約30℃近く気温が下がりました。気温差で体調を崩さないように健康管理に注意して2週間のホームステイを楽しみます。

オークランドまで9時間の空の旅を経て、ニュージーランドの地に初めて降り立ちました。

時差を考慮すると、シンガポールが13時間の時間が経過しており、地球の広大さを体感しました。

オークランドに到着後は、空港内を散策し昼食を食べて、貸切バスで24日以降お世話になる現地校に向かい、ホストファミリーの家族と会いました。

どのファミリーも、輝翔館生を快く受け入れくださり、本日夜からホームステイ先での生活が始まります。

さあ、ここからはAll Englishの生活スタートです!

これまで学校で学んだ英語の学習を実践する体験がはじまります!

7月24日木曜日は、現地校に集合し、午前中は前期課程と後期課程に分かれて英語のレッスンが行われました。

前期課程のレッスンは、先生は少しゆっくり話されますが、後期課程のレッスンは、ネイティブスピードでの授業です。

英語による挨拶の仕方、挨拶におけるニュアンスの違いなどを学びました。

ホームステイ先のファミリーが昼食を準備してくれました。

昼食の文化も日本とは異なりました。

生徒の保護者が作ってくれる日々のお弁当について考える機会にもなりました。

午後は、市内の大きなスーパーマーケットに貸切バスで移動し、昼食と今後の生活に必要な日用品、日本へのお土産などを買いました。ニュージーランドの物価は日本よりも高い傾向にありました。

日本のスーパーと売られている商品が全く異なっており、新しい発見がありました。

7月25日金曜日は、終日Auckland市内の観光を行いました。

City Aucklandへと貸切バスで移動しました。

最初は、オークランドで有名なラグビーチームである「All Blacks」について学びました。

All Blacksの歴史、スピリットを知り、対抗バトルを行いました。最後はラグビーの練習を体験できるアトラクションで汗を流しました。

本校はラグビー部があり、多くの実績をあげています。

今回の海外研修にもラグビーの生徒がおり、とても興奮していました!

その後は、オークランド名物のスカイタワーに行きました。

上空150mからCity Aucklandを展望し、日本の街並みとは異なる良さを認識しました。

街並みがとても綺麗ですね!

スカイタワーでは、300ドルを支払うとバンジージャンプも体験できます。その様子はモニター越しに見ることができました。

その後は、港の方へと歩いて移動し、お土産を購入したり、近くのカフェでアイスクリームを食べたりしました。

7月26日土曜日と27日日曜日は、ホームステイ先のファミリーと過ごしました。

各家庭で過ごし方は異なり、ショッピングや観光、ビーチに行ったり、ボーリングに行ったりして過ごしました!

ホームステイ先の中には、地下に存在する市場に行き、買い物をおこなった生徒もいました。

以下の写真は、生徒が撮影した週末の様子の一部です。

ぜひお楽しみ下さい!

7月28日月曜日になりました。

早いことに海外研修(ホームステイ)も折り返しとなりました!

あと1週間たくさん学んで、たくさん経験します。

本日は、午前中は現地校で英語のレッスンがありました。

風が台風並みに強かった1日ですが、午後からは日本でいうサッカーとドッジボール、氷鬼をそれぞれ2チームに分けて現地校の児童とともに楽しみました!

日本のルールとは異なり、中々決着が付かないエンドレスに続くルールとなっており、本校生徒は本気、かつ、手加減をしながら楽しんでました!

現地校の児童は非常に楽しかったみたいで、終わり際にはハイタッチをしてました!現地校の児童も日本の学生を見るのは真新しい様子でした。

記念に現地校のシンボルを背景に記念撮影も行いました。

冬のAucklandは、曇りや雨の日が多いみたいですが、先週から天気に恵まれていました。

しかし、7月29日火曜日は、終日大雨でした。

本日はMaoriの文化やMaoriの工芸を実際に作成しました。

Maoriの言葉や発音を学び、バチを用いてMaoriの儀式を体験し、ポイ(Poi)を作成したりしました。このポイ(Poi)を用いて、神聖な儀式に参加することも学びました。3本の糸(赤・黒・白)を三つ編みし、その糸先に綿を球状に結ぶことで作成します。女子のみんなはすぐ三つ編みができましたが、男性のみんなは三つ編みに苦戦しました。周囲の協力もあり素敵なポイ(Poi)を作成できました。

7月30日水曜日は、昨日の大雨も止み、絶好の動物園日和になりました。

午前中は、現地校で英語のレッスンがあり、午後から訪問する動物園に関する知識を取得しました。

英語では、日本語とは異なる概念で動物を捉えます。家畜として、野生動物として、ペットとしてどのように捉えるかで表現が異なる事や群れを表す時に多くの表現を用いられる事を学びました。

さらに、動物の腕の中の具体的な名称や、動物の顔の部位などの詳細な表現を知ることができました。

午後からは、Auckland Zooに行きました!

全体で集合写真を撮影後は、ニュージーランド北島に生息しているキーウィ(Kiwi)を観察し、他の動物も見学しました!

Kiwiはニュージーランド北島にのみ生息する原生鳥であり、大きさはニワトリ程度でした。しかし、夜行性であり薄暗い設備の中で飼育されていました。Kiwiは大きな音や光が苦手であり、その姿の撮影には苦戦しましたが、Kiwiの貴重な写真も収めることができました。

その他は、日本ではなかなか見ることができないキリンなどの野生動物を間近に見ることができました。日本の動物に比べるとニュージーランドの動物はそのサイズが大きいことに気付くことができました。

7月31日木曜日は、午前中は現地校でホストファミリーへの手紙の下書きを行い、現地校の先生方からニュージーランドの特産品の紹介と試食会を行いました。不思議な味のジャムやジンジャーエールに似た炭酸ジュースなどを頂きました。また、ホーキーポーキーのアイスクリームを食べて楽しみました。ニュージーランドの牛乳は非常においしく、その牛乳を用いて作ったバニラアイスの中のたくさんのキャラメルが混ぜられており、濃厚なアイスクリームをみんなでおいしく頂きました。

10時30分から貸切バスで30分程度の時間をかけて、現地の公立高校である「One Tree Hill College」に行きました。Collegeですが、日本と異なり、第9学年から第13学年が通う高校です。到着後は、現地校の学生と本校生徒との間でマオリ歓迎式であるポフィリを行いました。現地校の学生からは伝統儀式の挨拶が行われ、本校からは引率者代表の挨拶と輝翔館の校歌を全員で合唱しました。

現地校での写真は、投稿しないでほしいとお願いされたため、文章でのみ紹介します。

ポフィリ終了後は、政府から支給される軽食を好きなだけ頂きました。これはニュージーランドの学校では、昼食が食べれない生徒や準備できない生徒に対して、政府が配給するシステムがあるとのことです。リンゴ・チップス・スナック菓子・チョコレートマフィン・ブレッド・鶏肉入りのカレーライスなどが準備されており、好きなだけ頂きました。

その後、現地校の生徒1名と本校生徒1名でバディを組み、学内の好きな授業に参加しました。ニュージーランドの学校では、全ての教科・科目が必修ではなく、自己の進路に必要な教科・科目を6つ程度選択する制度でした。英語を学ぶ生徒、歴史を学ぶ生徒、数学や科学を学ぶ生徒など多くの多様性がありました。生徒が学びたい授業の教室に集合します。日本の学校とは異なり、決められた教室が無く、生徒も教員もそれぞれの教室に移動するスタイルのようです。

現地校の雰囲気やその授業に参加することで、本校生徒の中にも「海外に留学してみたい!」と思ったとの感想も聞くことができました。輝翔館は海外留学(短期・長期)に参加しやすい学校です。また、長期の海外留学に関しても積極的に推奨しています。これは中学校と高等学校が同一の学校である中等教育学校の特色を生かした、本校の良さでもあります。ぜひ次年度以降は積極的に海外留学に参加してほしいです。

8月1日金曜日は、午前中に現地校の校長先生から修了証書をもらい、ホームステイ先の家族へのメッセージカードを作成しました。その後はOne Tree Hill Collegeに再度訪問し、昨日同様にバディと好きな授業を学びました。8月1日金曜日の夜はホームステイ先の家族同士でホームパーティーを行う家庭が多い様子でした。本校の生徒は8月2日土曜日にはこれまでお世話になったホームステイ先の家族とお別れとなります。生徒達は最後のパーティーを楽しんだ様子でした。

8月2日土曜日は、大型の荷物にお土産などをまとめて、現地の小学校に集合しました。ホームステイ先の家族にメッセージカードを渡し、お別れのハグを行い、最後の挨拶を行いました。2週間という短い時間でしたが、その期間は本当の親のように大切にしてくれました。お別れの際に涙を流す生徒も見受けられました。ここでの思い出を忘れることなく日本へと帰国します!

また、2週間の間お世話をしてくれた2名の先生方ともここでお別れです…。最後の挨拶では、現地の先生が涙ぐむ場面がありました。これまで色々なことを教えて頂き本当にありがとうございました!

その後は貸切バスに乗り、「Ambury Park」に行きました。広大な牧草地で羊や馬や牛、ニワトリなどが飼育されており、美しい自然とニュージーランドで有名な羊の群れを見ることができました。馬もニワトリも日本よりもサイズが大きかったです。日本ではなかなかみることが出来ない晴天で、自然の美しさを体感しました。

お昼にオークランド国際空港に到着し、シンガポールチャンギ国際空港を経由して、福岡空港に到着しました。

8月3日日曜日の朝8時30分に見慣れた福岡の地に帰りつきました!多くの参加生徒の保護者がお出迎えをしていただき、解団式を行った後に解散しました。

今回の海外研修(ホームステイ)の期間は、誰一人として体調不良者が出ずに、全部の行程をやり遂げることができました。生徒のたくましさに改めて救われた2週間でした。今回の経験を活かして、今後の学校生活も頑張りましょう。