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「ふくおか高校生知の創造塾」参加

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「ふくおか高校生知の創造塾」に今年は輝翔館から5年生(高校2年)の平木睦美さん(久留米市立御井小学校出身)と4年生(高校1年)の原美咲さん(八女市立立花小学校出身)が参加しました。

「ふくおか高校生知の創造塾」とは、九州大学の先生がファシリテーターとなり、高校生が学校や学年の枠を越えて議論しながら答えのない問題について最適解を探す「課題解決型学習プログラム」です。県内48校(県立・私立)から公募選出された120名の意欲ある高校生が集合し、3日間の合宿でテーマについて考え議論を行い、最適解を導き出すプログラムです。

今年のメインテーマは「学びの深化と知の創出 -何を目指すのか?-」 で以下のサブテーマごとにグループ分けされ、議論が行われました。

〇よき有権者をどのように育成すべきか

〇食料生産と生物多様性について考える

〇生命倫理学の視点から捉える生死(いのち)の課題

〇障がいをめぐる問題から誰もが生きやすい社会について考える

〇ポストコロナの働き方を考える

〇私たちと動物の関係~あなたは「動物」と、どのように向き合いますか?~

〇防災・減災の観点からレジリエントな社会づくりについて考える(英語のみで行う)

〇福岡県の文化遺産から見る日本の歴史(英語のみで行う)

そこに参加した2人から話を聞きました。

Q:なぜ、参加しようと思いましたか?

原:先輩が参加していたので憧れがありました。また、色々な考えを持つ同年代の人たちと交流をしてみたかったからです。

平木:私も同年代の人たちとの交流がしたいと考えていました。昨年は見送ったが、今年は必ずチャレンジしたいと思い申込をしました。

Q:サブテーマはどれを選びましたか。

原:「ポストコロナの働き方を考える」です。

平木:「福岡県の文化遺産から見る日本の歴史(英語のみで行う)」です。

Q:どのような議論をして発表したかを教えてください。。

平木:太宰府天満宮の菅原道真について調べました。。実際に天満宮に出向いて調べたり、梅ヶ枝餅の由来などを調べ、そのことについて英語に翻訳して、最終的には演劇形式で発表しました。

原:プレセミナー ベーシックインカム(国民に一定額を配る)と日本型雇用(終身雇用・企業別労働組合・年功序列型賃金)、コロナ後の働き方について議論しました。そこで、ホラクラシー組織:年齢にとらわれない(先輩・後輩の考え方をなくす)という考え方を学びました。

Q:参加してみての感想を聞かせ下さい。

原:自分が働くときの会社選びの基準になりました。高校1年生の参加は少なくて周りの人たちのほとんどが年上の人たちでした。その中で色々なつながりを作ることができ、色々な考え方があり非常に勉強になりました。

平木:英語のみで行うため、専門用語の英語が多く難しかったです。発音も会話も他の参加した高校生のレベルが高く、すごく刺激になりました。また、いろいろな価値観を共有できました。普段は聞けない話なども沢山聞くことができ、様々な人とのつながりができました。

2人とも終始笑顔でインタビューに応じてくれて、「知の創造塾」の充実ぶりが非常に伺えました。今後の学校生活や学習面に活かしてくれることと確信しています。