11月2日(水)、文化発表会が開催されました。今年度もコロナ禍での開催ということもあり、合唱コンクールの実施は見送られましたが、午前中は体育館で吹奏楽部の演奏を全校生徒で鑑賞しました。その後、「オンライン部門」と題し、各教室の電子黒板を通して、学習発表や文化部発表、有志発表を行い、日頃の成果を他の生徒たちと共有しました。日頃見られない友人の姿を見て、多くの生徒が良い刺激を受けたようでした。
その後、生徒会主催のクラス対抗「クイズイベント」を開催し、大いに盛り上がりました。合唱コンクールが実施できない中で、「クラスで協力するような行事を作りたい」という生徒会実行委員長5年上田百華さん(東小田小出身)の熱い思いのもと行われた本イベントでは、輝翔館に関する様々なクイズが出題され、学級委員を中心にクラスで一つの答えを出すよう話し合いをしたり、多数決をとったりするなど各クラスで工夫をして答えを導き出していました。
昼休みには文化部等の展示を観覧し、午後からは体育館で世界的アーティストである中島淳一さんの一人芝居「杜子春」を鑑賞しました。
中島淳一さんは、脚本・演出・出演を全て1人で行う「一人芝居」を1986年より上演されており、その回数は1700回を超えています。
登場人物により声色を緻密に変え、話し方や表情も一人ひとりに応じたものにすることでまるで複数人で芝居をしているようで、生徒もその迫力や演技に釘付けでした。
上演後は、中島さんのこれまでの生い立ちや一人芝居についてなどを、笑いを交えながらお話しいただき、最後には質問コーナーを設けて頂きました。生徒からも活発に手が上がり、有意義な時間を全校生徒一同で過ごすことができました。
この日は、様々な芸術・文化に触れることができ、充実した1日となりました。