後期ラグビー部は、3月20日(土)、21日(日)に長崎市総合運動公園で行われた第22回九州高等学校10人制大会に出場し、準優勝を収めました。
2日間で最大5試合という日程の中、単独で15人に満たないことが10人制大会の出場条件になるため、疲れやケガにも気をつけることも重要であり、マネージャーのサポートも含めて総合力が必要な大会でした。
20日の予選リーグでは「俺がトライを決めてくる。」と選手は、試合に気持ちが入ってました。
そして、予選全試合を無失点に抑えて勝利し、グループ1位で通過!
21日の順位決定トーナメントでも、初戦の延岡工業(宮崎県)戦、準決勝の自由ヶ丘(福岡県)戦も、初日からの勢い止まらず、チームの強さを十分に発揮することができました。
相手の主力に仕事をさせない試合運びで、無失点で勝利し、決勝に進みました。
決勝戦では、準決勝で負傷退場した主力の1人の役割を残りのメンバーで支えていく戦いになりました。宮崎西(宮崎県)に先制点、追加点を許す厳しい試合展開。最後まで勝ちを求めて戦いましたが蓄積した疲労は大きく、逆転する力は残っていませんでした。切なく響くノーサイドの笛。惜しくも優勝を逃しました。
試合後、優勝した宮崎西に敬意を表しつつも、選手たちの負けた悔しさで号泣している姿が印象的でした。
今回、コロナ禍にあっての大会開催にあたり感染症拡大防止の観点から無観客試合となりました。
試合の様子は、YouTubeで配信されました。
大会を振り返って…
「ベストを尽くすことができた。」
「いい雰囲気で試合に臨むことができた。しっかりコミュニケーションもとれていた。」
「(準決勝まで無失点に抑えることができて、)練習の成果を発揮することができた。」
「準優勝という結果は嬉しいが、優勝をとりたかった。」
と選手たち。
「15人制での大会になる。この大会で使った戦術も活用していきたい。」
「コロナ禍で練習試合ができない中で、一緒に練習してきた新4年生(現中学3年生)が加わるので、チームとして強化していきたい。」
と気持ちは次の戦いに向かっているようです。