今年度より、すべての教室に校内無線Wi-Fiが整備され、前期生徒には一人一台のchromebookが用意されています。後期生徒は貸出のiPad、chromebookを活用しています。
今までの電子黒板を使った授業が、一人一台の端末を活用することでさらに発展していきます。
<4年生(高校1年生)国語>
芥川龍之介の「羅生門」の授業でchromebookを活用し、登場人物の心情の変化について、グループで問いを立て、考察し、発表資料にまとめました。
代表グループが電子黒板を使って発表した後、他の生徒は直ちに感想、意見をシートに入力し、全体で読みを共有することができていました。
グループで問いを立て、問いの答えを導き、発表資料を作成する過程でICT機器を活用しています。情報収集、共有、表現、プレゼンテーション、様々な場面でICT機器を活用しています。
<4年生(高校1年生)理科・物理基礎>
電子黒板と黒板を使った講義と演示実験、生徒実験を行い、「作用・反作用」について思考、表現を繰り返しながら学ぶ授業が行われました。
<3年生(中学3年生)体育>
前期課程の体育では、パラリンピック競技を体験しました。
授業ではアイマスクを着用した状態で、ガイドランナーとともにウォーキング。その後、 ランニングを行いました。
その様子を撮影し、ランニングの後に走っていたときの状況を確認しながら、ランナーと伴走者が「もっとこうしてほしかった」「こういう指示があってわかりやすかった」など意見交換をし、2人の動きをシンクロさせる難しさ、伴走する側の難しさ、視覚を失った状態で走ることの難しさを体験し、ランナーに何を伝えたら良いのか、何をしてあげたら良いかを考え改善を図りました。
この活動を通して、今まで以上にオリンピック、パラリンピックに対する興味が高まり、障害の有無にかかわらず競技に参加することの楽しさや協力することの大切さ、パラスポーツに対する理解が深まればと考えています。
この秋、ゴールボールの体験も予定しています。
各教科・科目それぞれの先生が、様々な場面でICT機器を活用しながら、授業を進めています。
新しい学び方を実践中です。