五月某日。
今日は、輝翔館の校舎について。
輝翔館の校舎と言えば、木!
今は、壁に鼻をつけても太陽の香りがするだけだが、
校舎を改装して数年の間は、校舎全体にほのかに木の香りが漂っていた。
色も年月を経て、現在の茶色っぽい色に変化しているが、
十何年前は、もっと明るく白っぽい色だった。
(廊下のマットをめくってみると、昔の色が残っているかも!)
卒業して、何年後かに輝翔館を訪れたとき、
校舎の色を目にすれば、輝翔館が経た月日を感じることができる。
校舎とともに時を刻むことができる。それが、輝翔館。
きっと、卒業後も顔を見せに来てくれる生徒が多いのは、
この温もりある校舎のおかげでもあるだろう。
温もりある校舎で、教員と生徒がつながり、同級生に囲まれて、6年間をともに過ごす。
6年間の思い出を胸に、輝く未来へ翔けてゆく。それが、輝翔館なのだ。