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「科学の甲子園ジュニア」に参加しました。

7月25日(日)、筑後市の南筑後教育事務所で行われた、「科学の甲子園ジュニア 地区大会」に出場しました。

出場資格は中学1・2年生。

本校からは1年生5チーム、2年生3チーム、計24人が出場しました。

 

競技内容は、科学技術、理科、数学に関する筆記問題を3人1チームで解いて、得点を競いあうというものです。

福岡県内8会場で地区大会が行われ、各地区大会の優勝チームと、それを除いた全体の成績上位4チームの合計12チームが8月29日(日)の県大会に出場できます。

 

競技が終わり、会場から出てきた生徒たちは、やりきって満足そうな表情だったり、解けない問題があり悔しそうな表情をしていたりと様々でしたが、日ごろの授業で解くような問題とは違う問題に挑戦し達成感を感じられたようです。

 

今回の大会結果は8月の中旬に出る予定です。

職場体験に向けて、マナー講演会を実施しました

7月16日(金)本校多目的ホールにて、専門学校西鉄国際ビジネスカレッジの松原栄治先生をお招きし、3年生を対象に職場体験に向けてのマナー講演会を行いました。

講演では、伝言ゲームを行い、伝えることの難しさを再認識し、メモの大切さを確認しました。

 

第一印象を良く見せるために、お辞儀、美しく見える姿勢について教わり、練習しました。

参加した生徒からは、

「とても面白い講師の方が来られ、楽しくマナーを学ぶことができたので良かったです。もうすぐ職場体験だから、教えていただいたことを参考に頑張ろうと思います。」

「職場体験でも日常でもしっかりマナーを守っていこうと思います。」

等の感想がありました。

3年生の職場体験が7月26日(月)~8月10日(火)の間で行われます。働く上でのマナーや礼儀について、体験を踏まえて理解を深めることができたようです。

「地球温暖化とエネルギーの共存」講演会

7月7日(水)、本校多目的ホールにて4年生全員、5年生理系クラスの生徒を対象にエネルギー・環境問題に関する講演会が行われました。

講師にエネルギー関連の研究がご専門の佐賀大学の名誉教授である門出政則(もんでまさのり)先生をお招きして

「地球温暖化とエネルギーの共存 ―水素と電気エネルギーの今後―」

というテーマで講演していただきました。

エネルギーとは? 環境とは? という内容から、地球温暖化、これからの日本を支える水素利用社会の話まで、門出先生の今までの経験を踏まえながら、分かりやすく、ユーモアを交えながら話していただきました。

 

「ノーベル賞を受賞したリチウムイオン電池の仕組みが分かった」

「90年代から、日本は消費するエネルギーを抑えていると聞いて、省エネについて改めて考えた」

「分からないことだらけだけど、エネルギー問題や地球温暖化問題の改善に少しでも貢献したい」

と生徒は専門的知識を吸収したり、エネルギー問題を身近な問題と捉えたりしているようでした。

本校では4年生から探究活動が始まります。

身の周りの事象から疑問を持ち、課題を見つけ、解決する探究活動についても理解が深められたようです。

第18回体育大会

7月2日に第18回体育大会が開催されました!

 

当日の大雨の予報により、プログラムの順番を逆にして行われましたが、無事に最後のプログラムまで実施することができました。

 

体育大会の練習中も密を避け、手指消毒、換気をこまめにするなど、感染対策を行いました。そのため、集まれる人数や時間などに多くの制限がかかり、全体練習を行うにあたっては高い壁もありましたが、生徒会と6年生を中心としたリーダー、先生方で何度も会議を重ね、乗り越えました。

2年ぶりの体育大会で、1・2年生は初めての体育大会となりました。体育大会の規模は例年よりも小さく、競技数も少なかったですが、各ブロックで団結し、一生懸命競技に取り組みました。3年生以上は、競技に加え、係や応援団チアなどのリーダーも多く、よりよい体育大会が行えるように、それぞれの仕事を頑張りました。

 

今年の体育大会は、全校生徒にとって貴重な体験になったと思います。

 

 

生徒会執行部

令和3年度 進路講演会「21世紀を生きる」

後期課程を対象とする進路講演会「21世紀を生きる」は、平成25年度の島田雅彦先生(作家、芥川賞選考委員、法政大学教授)から始まり、室伏きみ子先生(医学博士、お茶の水女子大学学長)や千田嘉博先生(文学博士、城郭考古学、奈良大学学長)、鳥丸聡先生(経済アナリスト、長崎県立大学教授)、花田俊也先生(九州大学工学研究院航空工学教授)など、各界を代表する著名な先生方をお招きしてきました。

この講演会の趣旨は、単に大学の学部学科を紹介するのではなく、生徒の世界観や人生観に迫ることにあります。

 

今回、講師を務めていただいた上野誠先生(國學院大學文学部教授)は、上代の日本文学とくに万葉集研究の第一人者です。

「令和を生きる」をテーマとした当日の講演では、「もし、あのたたかい(527年 磐井の乱)に勝っていたならば、八女は日本の都となっていたかもしれない」の仮説から始まり、瞬く間に、生徒たちは1500年前の世界へと導かれていきました。

正月に大宰府の大友旅人宅に集まった人々が詠んだとされる「梅花宴序」に著された当時の人々の思いを、一つひとつ丁寧に読み下し、「令和」に込められた意味を説明されました。

その上で、現代を生きる私たちにとっての幸福とは何かを問われました。

 

講演後の生徒との質疑応答も楽しく、笑顔のあふれる時間となりました。

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